画像一覧 2009年06月14日
男の笹道
木曽の某支流の源流探釣です。フツーの沢詰めではなく、伊那谷側から入山し、中央アルプスの稜線を跨いで源流部に直接下降すると言う、結構ハードな計画。しかも日帰り(笑) 前々から気になっていた源流部なんですが、一人で行くのはなかなか決心が付かず、今回さのやさんという最強のご近所さんパートナーを得て実現しました。早朝、少しの間登山道を歩き、そこから登山道を外れ、背丈を超える濃密なクマザサの藪に突入しました。ひたすら藪漕ぎしながら尾根伝いに登ること数時間で、ようやく下降点と思しき場所に到着し、今度は下りです。涸れ沢状の凹を辿ると、だんだん足元が湿ってきて、いつしか水がチョロチョロと動き出し、その内に沢と呼べるような流れになっていきます。川が産まれる瞬間です。そして遂に目指す渓が樹林越しに垣間見えた時の感動！ 渓に降り立ち山靴を脱いだ時には、既に目的の7割を達成した気分でした。
背負ってきた沢靴に履き替え、いよいよ釣りです。前日に急遽買ってきた3,500円のパックロッドをセットしキャストしてみますが、どうも変です。何と！早々とティップが折れてたのでした(;_;) やっぱ安物はダメだ～(泣) 2番ガイド以下を使うように無理矢理補修し、扱いにくさに辟易しながらキャッチしたのは、小さなニッコウイワナorz 渓相は素晴らしく魚は多いんですが、小さいのばっかりで、それもほとんどニッコウのようです。サイズは兎も角、キレイなヤマトが釣れると思ってたのに・・・
夕マズメになれば大きいのも顔を出すのかもしれませんが、そこは日帰りの悲しさ、陽が高いうちに脱渓しなくてはなりません。しかも帰り道はまたあのうんざりする藪漕ぎルートを戻るのです。一日中歩き倒した割にはあまり報われなかった今回の源流探釣。幸せだったのは渓でお昼ご飯を食べた所まででしたかねー^^;; なんだかこのところ、釣りに行ってるはずが、釣り以外の部分で満足してしまってるようです。
日帰りなので、前回のキャンプより荷は軽いのですが・・・
沢靴、ロープ8mm/20m、エイト環やスリング、カラビナの類、食糧、釣り具、etc.
27Ｌのザックがパンパンです。
見る分には、こんもり優しげなクマザサの稜線なんですが、実際に歩くと超手強いです。
全身を使って、笹藪の中を平泳ぎで進まねばなりません(>_<)
ようやく渓床に降りた所。
アプローチ用の山靴を脱いだ瞬間の気持ち良いこと！
開始後、数投で破損したロッドティップ。
なんとか応急補修で釣りを続行できたのが、せめてもの慰め。
チビニッコウ。
せめてヤマトならなぁ・・・
渓相は良いです。随所に滝や深場もあって飽きません。
スラブ滝/8mの右側を登るさのやさん。
今回もアルファ米の食事でした。味噌汁付き。
実はこのお昼御飯がクライマックスだったりして？(笑)
この記事へのコメント
こんばんは。
荷物は軽いと言ってもかなりの装備。
ハードな釣行でしたね。
川に下り立った時の充実感は、何ものにも替えられないものだったのでは。
お二人ともお疲れ様でした。(^-^)
荷物は軽いと言ってもかなりの装備。
ハードな釣行でしたね。
川に下り立った時の充実感は、何ものにも替えられないものだったのでは。
お二人ともお疲れ様でした。(^-^)
Posted by ゆーたん at 2009年06月14日 18:20
こんばんは
これはかなりハードですね^^;
行きはともかく帰りがかなり・・・(^^ゞ
いいヤマトが出てればまた違うんですけどね！
これはかなりハードですね^^;
行きはともかく帰りがかなり・・・(^^ゞ
いいヤマトが出てればまた違うんですけどね！
Posted by yukimu at 2009年06月14日 19:47
こんばんは。
この前、つりびと218さん、また私の夢に出演しました。その内容は、さのやさんと、つりびとさん2人で源流部へ釣りに行った話です。途中までまさに同じ内容でした。途中までは(笑)
下から攻めるのではなく上から攻める。逆転の発想ですね。私も冒険が好きなのでこうゆうのわくわくします。
お疲れ様でした！
この前、つりびと218さん、また私の夢に出演しました。その内容は、さのやさんと、つりびとさん2人で源流部へ釣りに行った話です。途中までまさに同じ内容でした。途中までは(笑)
下から攻めるのではなく上から攻める。逆転の発想ですね。私も冒険が好きなのでこうゆうのわくわくします。
お疲れ様でした！
Posted by 山猿 at 2009年06月14日 21:29
こんばんは。
男の笹道・・・ハンパないですね～
”ダニ”は大丈夫でしたか？
それにしても、釣りの世界がどんどん広がりますね～
これからもその醍醐味をどんどん伝えてください！
お疲れ様でした～
男の笹道・・・ハンパないですね～
”ダニ”は大丈夫でしたか？
それにしても、釣りの世界がどんどん広がりますね～
これからもその醍醐味をどんどん伝えてください！
お疲れ様でした～
Posted by japanstreamer
at 2009年06月14日 22:50
at 2009年06月14日 22:50こんばんわ～
すこぶるパワフルな釣りを展開してますね、
どこからそのﾊﾟﾜ～が出てくるのか！！！？？？
ある意味うわやらしいですっ！
私はリハビリ・キャストを木曽で開始しました。
すこぶるパワフルな釣りを展開してますね、
どこからそのﾊﾟﾜ～が出てくるのか！！！？？？
ある意味うわやらしいですっ！
私はリハビリ・キャストを木曽で開始しました。
Posted by kazudesi at 2009年06月14日 23:29
おはようございます。
いや～、歩きましたね。というか漕ぎましたね。（笑）
二人で演歌を歌いながら進んだ 男の笹道、
渓床に到達した時の脳内麻薬はダクダクでした。
釣果は乏しくも、地図上でしか想像できなかった場所で竿を振れたのは満足。
そしてやっぱり源流泊の準備を急がねばと実感したのでした。
お疲れでした！
いや～、歩きましたね。というか漕ぎましたね。（笑）
二人で演歌を歌いながら進んだ 男の笹道、
渓床に到達した時の脳内麻薬はダクダクでした。
釣果は乏しくも、地図上でしか想像できなかった場所で竿を振れたのは満足。
そしてやっぱり源流泊の準備を急がねばと実感したのでした。
お疲れでした！
Posted by さのや at 2009年06月15日 08:19
こんばんは。
「源流探釣」お疲れさまです。
行きも、帰りも藪漕ぎは、きつそうですね。
私も「釣り以外の部分で満足」出来るよおに、成りたいです(^^)
「源流探釣」お疲れさまです。
行きも、帰りも藪漕ぎは、きつそうですね。
私も「釣り以外の部分で満足」出来るよおに、成りたいです(^^)
Posted by kazuさん at 2009年06月15日 21:37
こんばんは。
藪漕ぎ調査お疲れさんでした
でもマダマダこの二人はもっと凄い事する予感が・・・
ヒソカニキタイシテマ＾＾；；
藪漕ぎ調査お疲れさんでした
でもマダマダこの二人はもっと凄い事する予感が・・・
ヒソカニキタイシテマ＾＾；；
Posted by アギ＠ at 2009年06月15日 22:47
こんばんは ごぶさたしております。
最近、良い企画が多いですね（笑
なんというか、大変なことって楽しいですよね。。
燃え尽きた感じとか・・
そして、苦労してたどり着いた渓はまた格別で。
そこで、川の生まれる瞬間って。
ああ、いいですねぇ
最近、良い企画が多いですね（笑
なんというか、大変なことって楽しいですよね。。
燃え尽きた感じとか・・
そして、苦労してたどり着いた渓はまた格別で。
そこで、川の生まれる瞬間って。
ああ、いいですねぇ
Posted by noike at 2009年06月16日 00:34
at 2009年06月16日 00:34いや～好きですね～（笑）
自分も好きですが（笑）
しかし数時間掛けて峠を越えてまで行くところはすごいっす！
自分はさすがにむりかなぁ～？？
でも川の生まれる瞬間ってなかなかいいっすね～！
そんなところは尺越えのヤマトが上ってきてそうですけどこちらが思うように行かないのもまた釣りの楽しさですかね？
自分も好きですが（笑）
しかし数時間掛けて峠を越えてまで行くところはすごいっす！
自分はさすがにむりかなぁ～？？
でも川の生まれる瞬間ってなかなかいいっすね～！
そんなところは尺越えのヤマトが上ってきてそうですけどこちらが思うように行かないのもまた釣りの楽しさですかね？
Posted by SO at 2009年06月16日 21:54
こんばんわ♪
峠を攻める・・・・・。
釣り太郎には・・・・無理です（爆）！！！
峠を攻める・・・・・。
釣り太郎には・・・・無理です（爆）！！！
Posted by おさぼリーマン釣り太郎 at 2009年06月16日 22:16
＞ゆーたんさん
思い返してみると、クマザサとの格闘に必死で、
荷物の重さをあまり感じませんでしたよ。
ただ、倒木をくぐったりするときに邪魔くさかったです。
＞yukimuさん
踏み倒して行ったはずの笹も、帰りには既に復活してましたが、
藪漕ぎも、続けてる内に慣れてくるんですよ(笑)
「この渓に純ヤマトは居ない」ということが確かめられた釣行でした。
＞山猿さん
夢と違ってたのは・・・釣果かな？
冒険って、どんなにハードでも、またやりたくなっちゃうんですよね～
これも一種の病気でしょうか^^;;
＞japanstreamerさん
ダニじゃ無いと思いますが、虫？にメチャメチャに刺されました。
特に顔に集中していて、翌日は瞼がうまく開かない程に腫れました(>_<)
醍醐味、釣り以外の部分ではお伝えできるんですが(笑)
＞kazudesiさん
この歳、この体型で、まだこんな事ができるのは、
良いパートナーが居たからこそと思います。
独りだったら、登り始めでイヤになってたことでしょう(汗)
＞さのやさん
さのやさんが居たお陰で、行ってこれたようなもんです。ありがとうございました！
どんなイワナが居るのかは、行ってみなけりゃ判りませんもんねー
また「怪しい」探釣を計画しますよ！ そん時もヨロシク～(^o^)v
＞kazuさん
ホントは釣りでも満足してみたい～(笑)
山歩きをして、足ではなく上半身が疲れるのは、藪漕ぎならではですね。
でもハイマツやシャクナゲじゃないだけ、まだマシでした^^;;
＞アギ＠さん
もっと凄いことって・・・
さのやさんはともかく、ポンコツな私にこれ以上を求められても(汗)
と言いながら、ヒソカナ計画はまだ色々と有るんですけどね(笑)
＞noikeさん
今シーズンは、昨年の数分の1の釣行回数なので、
その代わりに、一回ごとに密度を求めてしまいます。
ツライのが楽しい・・・Ｍですな、お互い(笑)
＞SOさん
最初の一滴ではなく、最初の一湿りでした。
崖や激流に阻まれたりしない限り、時間を掛ければ行けるんです。
「人間の足って凄いなー」が、さのやさんも私も抱いた感想でした。
＞釣り太郎さん
峠を攻めるどころか・・・
峠に責められてきました^^;;
巨摩郡や、藤原とうふ店のようにはいきません(汗)
思い返してみると、クマザサとの格闘に必死で、
荷物の重さをあまり感じませんでしたよ。
ただ、倒木をくぐったりするときに邪魔くさかったです。
＞yukimuさん
踏み倒して行ったはずの笹も、帰りには既に復活してましたが、
藪漕ぎも、続けてる内に慣れてくるんですよ(笑)
「この渓に純ヤマトは居ない」ということが確かめられた釣行でした。
＞山猿さん
夢と違ってたのは・・・釣果かな？
冒険って、どんなにハードでも、またやりたくなっちゃうんですよね～
これも一種の病気でしょうか^^;;
＞japanstreamerさん
ダニじゃ無いと思いますが、虫？にメチャメチャに刺されました。
特に顔に集中していて、翌日は瞼がうまく開かない程に腫れました(>_<)
醍醐味、釣り以外の部分ではお伝えできるんですが(笑)
＞kazudesiさん
この歳、この体型で、まだこんな事ができるのは、
良いパートナーが居たからこそと思います。
独りだったら、登り始めでイヤになってたことでしょう(汗)
＞さのやさん
さのやさんが居たお陰で、行ってこれたようなもんです。ありがとうございました！
どんなイワナが居るのかは、行ってみなけりゃ判りませんもんねー
また「怪しい」探釣を計画しますよ！ そん時もヨロシク～(^o^)v
＞kazuさん
ホントは釣りでも満足してみたい～(笑)
山歩きをして、足ではなく上半身が疲れるのは、藪漕ぎならではですね。
でもハイマツやシャクナゲじゃないだけ、まだマシでした^^;;
＞アギ＠さん
もっと凄いことって・・・
さのやさんはともかく、ポンコツな私にこれ以上を求められても(汗)
と言いながら、ヒソカナ計画はまだ色々と有るんですけどね(笑)
＞noikeさん
今シーズンは、昨年の数分の1の釣行回数なので、
その代わりに、一回ごとに密度を求めてしまいます。
ツライのが楽しい・・・Ｍですな、お互い(笑)
＞SOさん
最初の一滴ではなく、最初の一湿りでした。
崖や激流に阻まれたりしない限り、時間を掛ければ行けるんです。
「人間の足って凄いなー」が、さのやさんも私も抱いた感想でした。
＞釣り太郎さん
峠を攻めるどころか・・・
峠に責められてきました^^;;
巨摩郡や、藤原とうふ店のようにはいきません(汗)
Posted by つりびと218 at 2009年06月17日 10:00
at 2009年06月17日 10:00こんばんは。
めちゃめちゃいい運動になりそうですね！
これなら、私でも飯抜きは不可能です（大爆）
川の生まれる場面…とっても感動的ですね。
ロッド…残念でしたけど、それでも釣り成立されるのは、流石ですね～
めちゃめちゃいい運動になりそうですね！
これなら、私でも飯抜きは不可能です（大爆）
川の生まれる場面…とっても感動的ですね。
ロッド…残念でしたけど、それでも釣り成立されるのは、流石ですね～
Posted by キリン at 2009年06月17日 21:30
＞キリンさん
２ヶ月以上放置してしまい、ほんとにスミマセン(>_<)
パックロッド、もう買いません。
どこに行くにしても、現在の相棒を伴って行くべきと思いました。
やっぱり信用できる道具の方が良いです。
２ヶ月以上放置してしまい、ほんとにスミマセン(>_<)
パックロッド、もう買いません。
どこに行くにしても、現在の相棒を伴って行くべきと思いました。
やっぱり信用できる道具の方が良いです。
Posted by つりびと218 at 2009年08月28日 04:33
at 2009年08月28日 04:33※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
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