男の笹道

つりびと218

2009年06月14日 11:49

 木曽の某支流の源流探釣です。フツーの沢詰めではなく、伊那谷側から入山し、中央アルプスの稜線を跨いで源流部に直接下降すると言う、結構ハードな計画。しかも日帰り(笑) 前々から気になっていた源流部なんですが、一人で行くのはなかなか決心が付かず、今回さのやさんという最強のご近所さんパートナーを得て実現しました。

 早朝、少しの間登山道を歩き、そこから登山道を外れ、背丈を超える濃密なクマザサの藪に突入しました。ひたすら藪漕ぎしながら尾根伝いに登ること数時間で、ようやく下降点と思しき場所に到着し、今度は下りです。涸れ沢状の凹を辿ると、だんだん足元が湿ってきて、いつしか水がチョロチョロと動き出し、その内に沢と呼べるような流れになっていきます。川が産まれる瞬間です。そして遂に目指す渓が樹林越しに垣間見えた時の感動! 渓に降り立ち山靴を脱いだ時には、既に目的の7割を達成した気分でした。

 背負ってきた沢靴に履き替え、いよいよ釣りです。前日に急遽買ってきた3,500円のパックロッドをセットしキャストしてみますが、どうも変です。何と!早々とティップが折れてたのでした(;_;) やっぱ安物はダメだ~(泣) 2番ガイド以下を使うように無理矢理補修し、扱いにくさに辟易しながらキャッチしたのは、小さなニッコウイワナorz 渓相は素晴らしく魚は多いんですが、小さいのばっかりで、それもほとんどニッコウのようです。サイズは兎も角、キレイなヤマトが釣れると思ってたのに・・・ 

 夕マズメになれば大きいのも顔を出すのかもしれませんが、そこは日帰りの悲しさ、陽が高いうちに脱渓しなくてはなりません。しかも帰り道はまたあのうんざりする藪漕ぎルートを戻るのです。一日中歩き倒した割にはあまり報われなかった今回の源流探釣。幸せだったのは渓でお昼ご飯を食べた所まででしたかねー^^;; なんだかこのところ、釣りに行ってるはずが、釣り以外の部分で満足してしまってるようです。


日帰りなので、前回のキャンプより荷は軽いのですが・・・
沢靴、ロープ8mm/20m、エイト環やスリング、カラビナの類、食糧、釣り具、etc.
27Lのザックがパンパンです。


見る分には、こんもり優しげなクマザサの稜線なんですが、実際に歩くと超手強いです。
全身を使って、笹藪の中を平泳ぎで進まねばなりません(>_<)


ようやく渓床に降りた所。
アプローチ用の山靴を脱いだ瞬間の気持ち良いこと!


開始後、数投で破損したロッドティップ。
なんとか応急補修で釣りを続行できたのが、せめてもの慰め。


チビニッコウ。
せめてヤマトならなぁ・・・


渓相は良いです。随所に滝や深場もあって飽きません。
スラブ滝/8mの右側を登るさのやさん。


今回もアルファ米の食事でした。味噌汁付き。
実はこのお昼御飯がクライマックスだったりして?(笑)